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2008年12月の記事

2008/12/28

【稽古場レポ】キリコラージュ-08/12/28

杉原サミット稽古場レポの一発目はキリコラージュ
昨日はそのキリコラージュの稽古場レポのため、給田地区会館に行ってきました。
京都が拠点の杉原は東京の稽古場事情が全く分からないので、どんなところで稽古をしてるのか見当もつかず、ネットで調べた地図を片手に探すこと20分…閑静な住宅街の中に発見しました、給田地区会館。
ホントに静かで、ここホントに稽古場か?…と不安を抱きつつ足を踏み入れると、2階から賑やかな笑い声。
あ、ちゃんと人が居た!(笑)
初対面でしたが、とても快く迎えてくれました。
ありがとうございます。

Img_4451 さて、稽古の方は振りをつくっている段階のようでした。
メンバーであるストウさんと外山さんの2人を中心にどんどんと〈動き〉が〈振り〉に進化していきます。
これまでストウさんと外山さんの2人で活動してきたキリコラージュは、今回のサミットでの公演が初の単独公演、しかも初めて客演のダンサーを迎えての公演だそうです。
ダンサー達の身体と遊びながら、自らも動き、交わり、試行錯誤している姿は見ているのが楽しかった。
これらの作業がどんな作品になっていくのか純粋に楽しみになりました。

昨日は1時間半ほど稽古を見学させてもらい、その後はアゴラ劇場にて〈サミット〉の打ち合わせ。
主にサミット公演期間中に会場にて配布されるパンフレットと、「杉原サミット通信」について。
新・パンフレット&「杉原サミット通信」、読み応えのあるオモシロいものにしていくので、楽しみにしていてください♪

さて、これからはどんどんと稽古場にも潜入し、レポートをしていきたいと思います!
と言いながら、本日はPORT+PORTAILの稽古場に伺う予定でしたが、サミディレ・杉原が体調不良のため延期させていただきました。
本当に申し訳ないです。
舞台人である以上、体調管理は義務ですよね、すみません。
体調を崩すというなんともスッキリしない感じですが、年内の〈サミット〉業務はこれで終わりです!
来年も全力で〈サミット〉を盛り上げていきたいと思います!
よろしくお願いします!!!

*公演情報などはこちら!
【「冬のサミット2008」ウェブサイト】http://www.agora-summit.com/2008w/


杉原邦生

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2008/12/26

【観劇レポ】劇団うりんこ『夏の夜の夢のサマースクール』

83t837d815b83x83n815b838b955c子供向けのクリスマス公演ということもあり、開演が10:30!(…笑)
14:00の回もあったんですが、スケジュールの関係で10:30の回を観劇。
しかも、観劇当日は12月24日のクリスマス・イヴ☆
「冬のサミット2008」参加団体の劇団うりんこ『夏の夜の夢のサマースクール』公演。

こども半分、おとな半分の客席は、独特のアットホームな雰囲気。
会場のうりんこ劇場は大きすぎず小さすぎず、居心地も良いものスゴく良い劇場。
さて、作品の方は、 簡単な楽器を使った音楽劇になっていて歌ありのお芝居。
イングリッシュスクールのサマーキャンプで南の島にやってきた兄妹の話。
兄は「家に帰らない!この森で原始人になって暮らす!」と言い出す。
なぜなら、このキャンプが終われば妹は母親とイギリスへ、兄は父親と日本に残り、家族がバラバラになってしまうからだ。
その時、「夏の夜の夢」の妖精パックがやってきて父親と母親に“惚れ薬”を振りかける。
すると途端に二人はお互いにベタ惚れ、一件落着と思いきや、兄妹はこれで本当に良いのかと考え始める…。

シェイクスピアの「夏の夜の夢」を下敷きにし、色鮮やかな舞台美術で観客を楽しませてくれる。
…のだけれど、本当にこれで良いのだろうか?と考えてしまう。
観ているこども達は本当に楽しんでいるんだろうか、と。
実際、舞台と客席のこども達との温度差があったように思う。(僕が観た回だけかもしれないです…一番お客さんが少ない回だったそうなので)
やっぱり、こども向けの芝居は難しいと改めて感じた。
もしかしたらこれは僕の思い込みかもしれないけれど、こどもって(オレもそうだったけど)悪役とか不良とかそういうものにどこか憧れてるんだと思う。
この前テレビで「なぜ不良はモテるのか?」という特集をやっていたことも思い出した。
特にいまの子達は僕らのときよりもさらに過激なものに触れてきている世代だ。
そういうことを踏まえて今回の作品を考えてみると、その部分で物足りない、と感じた。
ボクが過去にやったこども向けの公演では、そこら辺を主宰の子がしっかりと分かっていて、毎公演必ず不良キャラの男子3人組が登場し(この中に僕も入っていたんですが…笑)、いつもこども達とお母さん達両方から一番の人気だった。(はず!笑)
ちょっと悪いカッコいい風のおにーちゃんが観たい。
じゃないか?
もちろん、素朴で心温まる物語で安心して楽しめたんだけれど、その辺りが物足りなかった。
〈安心〉ってのは絶対に〈刺激〉にはならない。
もうちょっと良い意味でハメを外しても良かったんじゃないだろうか?
と、エラそうに書きましたが、これは本当に僕の個人的な一意見です。
反対意見もいっぱいあると思います。

「冬のサミット2008」参加作品の『アニマル・ファーム-動物農場』は打って変わって、こども向けではない作品。
活動の幅を自ら狭めず、本当にいろんな公演をしているのがこの劇団の特長。
『アニマル・ファーム-動物農場』ではどんなうりんこを見せてくれるのか、読めない分、一番楽しみでもあります。

杉原邦生


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2008/12/19

「冬のサミット2008」パンフ打ち合わせ。

ただいま、サミディレ・杉原は木ノ下歌舞伎『摂州合邦辻』の劇場入り真っただ中です!
ってか、今日が初日でした!
ご来場くださったお客様、ありがとうござます。
そんな中でも、サミットのこと頑張ります!

昨日の夜23時半から「冬のサミット2008」のパンフレットの打ち合わせをしました。
パンフレットのデザインもリーフ(総合チラシ)のデザインと同じく京都のデザイナー相模くんです。
全体的な方向性を話しながら決めていきました。
リーフ同様、前回までのパンフレットとは一味違ったモノになると思います。
パンフレットはサミット期間中、劇場で手に入れることができます。
楽しみにしていてください。

20日(土)からは劇団うりんこの『夏の夜の夢のサマースクール』公演が始まります。
僕も観に行く予定でいます。
楽しみです。
また観劇レポートはこのBLOGでアップします!

杉原邦生


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2008/12/15

「冬のサミット2008」リーフとWEBページ。

20081217004526もう間もなく、皆さん目に触れることになってくると思います。
「冬のサミット2008」リーフ(総合チラシ)が完成間近です!
写真は、最終原稿チェックのための色校正チラシです。
これで実際の色やバランスなんかをチェックします。
前回までのサミットリーフとは、ガラッと変わってハデ好きな杉原色満開のチラシです(笑)
デザイナーの相模くんをはじめ、サミット実行委員会の皆さんとあーだこーだとこだわりながらつくりました!
なので、少し出来上がりが遅れてしまいましたが(すみません…)、その分自信を持って皆さんにお届けできるものになっている!…と、僕は思ってます!!
是非、劇場で見かけたらじっくり見てやってください!

それと、こちらも杉原色満開の「冬のサミット2008」WEBページがアップされました!→http://www.agora-summit.com/2008w/
杉原出演のポストパフォーマンストーク(アフタートーク)スケジュールなどの最新情報はこのWEBページでアップされていくので、チェックしてみてください。
僕もどんどん「サミット」モードになってきちゃってます!(笑)
楽しみです♪


杉原邦生


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2008/12/14

劇団うりんこ「夏の夜の夢のサマースクール」

劇団うりんこ
「夏の夜の夢のサマースクール」

脚本・演出=西田豊子
出演=大谷勇次、柴田早苗、内田成信、村井美奈、牧野和彦、長瀬景、長田光世

■公演日程: 12月(斜線の回は満席です)
20日(土)10:30・14:00
21日(日)10:30・14:00
22日(月)14:00 〈満席〉
23日(火・祝)14:00
24日(水)10:30・14:00
25日(木)10:30・14:00
26日(金)10:30・14:00

(※21日、14時の回終演後、後援会員限定バックステージあり)

■会場:うりんこ劇場

■料金:前売2300円・当日2800円(4歳以上/大人子ども同一料金)

■主催:社団法人日本児童演劇協会、劇団うりんこ
■後援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会

今年のクリスマスはすべて生演奏、歌いっぱいの楽しいオペレッタ。
劇場に一歩足を踏み入れればあなたも森の住人!おとなも子どももわくわくドキドキ。
みんなで素敵なファンタジーの世界へ!!

http://www.urinko.jp/pg79.html

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2008/12/12

舞台と空間のワークショップ08冬『視点の広がり、視線の行く先』

こまばアゴラ劇場【冬のサミット2008】ワークショッププログラムのお知らせです。

舞台と空間のワークショップ08冬『視点の広がり、視線の行く先』

これまで、アゴラの冬のサミットでは舞台美術を軸にパフォーミング・アートに携わるスタッフワーク関連のワークショップを展開してきました。
それは、俳優育成や、ある集団の方法論を実践、伝達する為のワークショップとは趣を異にし、従来の演劇やダンスというジャンルに捕われることなく、新たなパフォーミング・アートのデザインの可能性を考え、発見していく試みであったといえます。
今回もまた、建築やランドスケープから衣裳、照明、舞台美術まで、ジャンルを越境しながら、一線で活躍している気鋭のアーティストをお招きします。
座学を交えながら、6回に渡りゆるやかに連続していく、冬のサミットならでのワークショップです。

第1回 1月 6日(火) 19:00〜22:00 乘峯雅寛[舞台美術]
第2回 1月13日(火) 19:00〜22:00 浅沼秀治[建築/ワークショップ]
第3回 1月20日(火) 19:00〜22:00 吉本有輝子[照明]
第4回 1月27日(火) 19:00〜22:00 樋口彩土[ランドスケープデザイン]
第5回 2月 3日(火) 19:00〜22:00 杉山 至[舞台美術/建築デザイン]
第6回 2月10日(火) 19:00〜22:00 堂本教子[舞台衣裳]

*連絡事項
動きやすい服装でお越しください。スケッチブック、鉛筆を持参してください。
各回の前に、宿題・持ち物などの告知があります。

●定員:各回20名(経験不問。興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。)
●会場:こまばアゴラ劇場 5階稽古場
●料金:通し参加 一般:¥10,000 学生:¥8,000
    各回の参加 一般:¥2,000 学生:¥1,500
    劇場法人会員・グループ会員特典対象→
    通し参加=チケット引換券5枚 各回の参加=チケット引換券1枚
●主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 Performing Space Labo
●協賛:舞台美術研究工房・六尺堂
●ワークショップ事務局 杉山至(ディレクター)、木元太郎、林有布子、有賀千鶴、濱崎賢二

●申込み:12/5(金)受付開始

こまばアゴラ劇場
03-3467-2743
summit_ws08w@komaba-agora.com
参加希望のプログラム、お名前、ご連絡先(電話番号・メールアドレス)を明記の上、メールか電話でお申し込みください。
*定員に達し次第、募集終了とさせていただきます。

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宣伝美術トーク『デザインワークのミクロとマクロ』

こまばアゴラ劇場【冬のサミット2008】ワークショッププログラムのお知らせです。

宣伝美術トーク『デザインワークのミクロとマクロ』

5年に渡り好評を博した「制作者のための宣伝美術ワークショップ」を経て、もう一度制作の場に帰り、宣伝美術の生の現場を紹介します。
デザイナーの職人的視点でデザインの基本素材である「紙」、「印刷」、「文字」についてじっくりと語るミクロの部、実際の制作現場からゲストをお招きし、宣伝美術アートワークのプロダクションを紹介するマクロの部の2部構成でお送りします。

●講師
京(グラフィックデザイナー)

第1回 1月29日(木) 18:00〜21:00
「紙」 紙商社勤務経験を持ち、自他ともに認める紙フェチの京が、紙の魅力・奥深さを語ります。
「こまばアゴラ劇場 国際演劇月間-キスは何回?-の現場」 ゲスト:多田淳之介(東京デスロック)、木元太郎(こまばアゴラ劇場青年団 制作)

第2回 2月5日(木) 18:00〜21:00
「色、印刷」 印刷を知り、色を駆使することがデザインの可能性を広げます。
「サンプルの現場」 ゲスト:松井周(サンプル)、momoko japan(フォトグラファー)

第3回 2月12日(木) 18:00〜21:00
「書体、文字組」 ゲスト:太田創((株)01Ga Graphics 代表 / 下北沢映画祭運営委員会 代表)
「こまばアゴラ劇場 年間プログラム/支援会員募集リーフレットの現場」 ゲスト:野村政之(こまばアゴラ劇場青年団 制作)

*2月12日の回終了後、同会場にて懇親会を行います(参加費別途)。

●対象:どなたでもご参加いただけます。
●定員:各回20名
●会場:こまばアゴラ劇場 5階稽古場
●料金:通し参加¥4,000 各回の参加¥1,500 
    劇場法人会員・グループ会員特典対象→チケット引換券1枚
●主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

●申込み:12/5(金)受付開始

こまばアゴラ劇場
03-3467-2743
summit_ws08w@komaba-agora.com
参加希望のプログラム、お名前、ご連絡先(電話番号・メールアドレス)を明記の上、メールか電話でお申し込みください。
*定員に達し次第、募集終了とさせていただきます。

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2008/12/11

【稽古場レポ】下鴨車窓と旧劇団スカイフィッシュ

サミディレ・杉原です。
なんだかんだと前回の更新からだいぶ時間が経ってしまいました。
すみません。
このBLOG、早くも話題になっているようですが、ホント更新少なくって申し訳ないです。

前回の更新からいろいろとありました。
次回作の稽古が始まったり、オーディションで東京に行ったり、いろいろ…。
そのへんの詳細はKUNIO'WEB(http://www.kunio.vis.ne.jp/)内のブログなんかをチェックして頂ければと。
で、この期間、「冬のサミット2008」参加の関西2劇団を観ました。
下鴨車窓#5『書庫』(@アトリエ劇研)と旧劇団スカイフィッシュ『適切な距離-ワークインプログレス2』(@ウイングフィールド)の2作品。
感想や印象なんかを書きたいと思いますが、どちらの劇団も「サミット」で上演予定の作品と同じものだったので、ネタバレしない程度に書きます。

結論から言うと、僕にとってはどちらの作品も物足りなさが残りました。

まず、11月9日(日)・11日(火)と2回観させて頂いた下鴨車窓#5『書庫』は、前作の『農夫』よりも個人的には好印象だったのですが、いまいち作・演出を担当している田辺さんの〈こだわり〉が見えてこないと言うか、もっとこだわって欲しいと思ってしまう瞬間が少なくなくて、そこは非常に残念だった。
田辺さんにも直接お話ししましたが、僕は音のことがいちばん気になって、例えば音ひとつ取っても、もっとこだわれるんじゃないかと単純に思ったし、〈こだわり〉って演出の基本動作みたいなものだと僕は思っているから、それが見えてこないとちょっとどうにも物足りない。
〈演劇〉なんだから、もっと徹底的に虚構をつくり上げて欲しい。
そういうことができるポテンシャルみたいなものを、それは環境的なものも含めて、下鴨車窓というカンパニーは十分に持っているんじゃないかと僕は思っていて、それが今回の「サミット」で発揮されることを期待したいと思います。

次は、11月27日(木)に観させて頂いた旧劇団スカイフィッシュ『適切な距離-ワークインプログレス2』。
7月に京都のcafe&gallery etwで上演されたワークインプログレス1を観させて頂いたのですが、その時に僕が面白くなりそうだと感じたことが、うまいこと発展していなかったという印象でした。
ワークインプログレス1ではカフェという空間をうまく使っていて、俳優:観客の関係性/作品:空間の関係性の取り方が興味深く、まだ荒削りながらもこれから面白くなりそうだと感じたのですが、この微妙な距離感を伴った関係性が〈劇場〉という〈劇〉のための空間を前提としたとき(しなければいけなくなったとき)、果たしてどこまでその強度を持つことができるのか、というか、それは面白くなるのかってことが不安要素としてあったのが正直なところです。
今回のワークインプログレス2を観て、やはりその関係性の取り方が〈劇場〉という空間に後押しされるかのように、悪い意味で〈劇的〉なものになってしまっていて、それはとても退屈だった。
とても不器用だった。
もう少し関係性の構築に焦点を合わせて、〈劇場空間〉を逆手に取った新たな距離感を見つけてくれることに期待したいと思います。
それが小嶋さんならできるんじゃないかと勝手に思っているんです(笑)

なにやら、エラソーに書いてしまいましたが、これはあくまで杉原の個人的な見解なので、あまり参考にしないでください(笑)
とにかく、お客様には公演を観に来て欲しいです。
いま、関西の若いカンパニー/アーティストがどんなことを考えどんな作品をつくっているのか、また関西の演劇状況がどんな感じなのか少しだけ垣間見れると思います。
そして、それに対するお客様の反応を知りたいです。
「杉原サミット」では、全カンパニーの公演にサミディレ・杉原出演のポストパフォーマンストーク(アフタートーク)が予定されています。
そこで僕が感じている“関西”についても話せたら良いなと思っています。


杉原邦生

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